【感染者激増中】現地の状況inジャカルタ

炎天下の中、ジャカルタのワクチン接種会場で並ぶインドネシアの人々インドネシア生活
炎天下の中、ジャカルタのワクチン接種会場で並ぶインドネシアの人々

インドネシアは、現在デルタ株によるコロナ感染者が急増しています。

今までで一番危険な状況で、インドネシア政府も今までで一番厳しい外出規制を開始しました。

混乱中のインドネシア政府

また、移動制限も強化し、一時は「インドネシアからの出国時も2回のワクチン接種が必要」と通達され、現地の日本人の中で混乱が起きていました。直ぐに日本大使館が動き、インドネシア政府に抗議。インドネシア出国時のワクチン接種の条件は無くなりましたが、現地の日本人はそんなインドネシア政府に呆れています。

このとおり、混乱中のインドネシアです。

自分の身は自分で守る庶民

一方、庶民の間では、すでに1年以上パンデミックが続いており、パンデミック当初のような緊張感はありません。しかし、ジャカルタでは友人や家族が次々にコロナ感染していく状況であり、多くの人が不安を抱えて生活しています。

ところで、インドネシアでは、政府からの補助金は一切ありません。自分の身は自分で守るのがこの国のルールです。

その為、モールなどの大手建物管理会社が運営する店舗では営業停止となっていますが、地元の市場や自分の物件でお店を構えて商売をしている人たちは店を開けて営業しています。

早めに店を閉めるなどの措置はとっているようですが、彼らも店を開けなければ、収入もありません。パンデミックの中、人々は一生懸命生きています。

日本人の死者も出ているとの報道

日本のヤフーニュースでも掲載されていましたが、現在インドネシアに住む日本人の中でも感染者約300人。死者10名が出ているようです。中には40代の比較的若い人も犠牲になっているようです。

個人的には、私の住む家の近所でも既にコロナ感染者が数名出ているようですし、感染するのは時間の問題のようです。

また、日本大使館も現地の日本人でコロナ感染者が出た場合にサポートしてくれるそうです。
今は、とにかく元気に毎日を過ごすことに集中しています。幸い仕事も無く、暇なので(笑)

一方、ワクチン接種は外国人でも、比較的容易に予約できます。地域のコミュニティからもワクチン接種のお誘いがありましたし、職場のビル管理会社からもありました。

しかし、当地のワクチンは中国製のシノバック。シノバックを2回接種した医者が10名ほどコロナ感染して死亡したというニュースもあり、ワクチンを拒否する人もいますが、現在のインドネシアでは、これ以外にほとんど選択肢が無い状況です。。。

因みに、アストラゼネカもあるとの噂ですが、庶民には分配されないようです。また、予約時はアストラゼネカと知らされ、実際にワクチン会場に来るとシノバックという詐欺的なワクチン接種推進も横行しているようです。(単に情報管理できていないだけという説もありますが。。。)