20代の時から感じていた。「時間が経つのが早すぎる」と。
明日や明後日を待つのが苦痛な小学生の息子たちとは別世界。
大人になると時間が経つのが早く感じる。それは、良いことでも悪いことでもなく、うまく利用して、人生を楽しめば良い。それだけのこと。
数独パズル
最近、フィットネスジムに通うようになり、自転車マシーンやランニングマシーンを使っている。最近のマシーンは、液晶モニターがあり、運動中にユーチューブを見れたり、ゲームが出来るようになっている。
その中で、SUDOKUというゲームがあったので、やったみた。
ルールも知らなかったので、スマホで簡単にググって、1から9の数字を揃えるゲームだということは分かった。
3つの難易度のレベルがあり、簡単なレベルからスタートした。
時速6KMで歩きながら、数独パズルにのめりこんだ。はじめのうちは、勝手が分からなくて1時間歩きまくってようやく1つのパズルを完成させることが出来た。ケータイのアプリにも数独パズルをインストールし、家でも数独パズルをやりまくった。
数独することが習慣となり、半年たった今では、一番難易度の高いレベルを最速10分で解けるようになった。
別に苦しさを乗り越えて努力したわけではない。面白いと感じることを毎日やって、やることを習慣にしたら上手に出来るようになった。
何回もやるうちに自分なりにいろんな方法を試した。そして、自分流の数独パズルを完成させる流れが出来た。私はそれを「勝利の方程式」と呼んでいる。
数独の勝利の方程式
- 1から9まで、一つずつ数字を確認して、パズルのピースを埋めていく。
- No1をもう一度くり返す。
- あと1ピースで1列や1行、1ブロックが完成するところを探して、ピースを埋めていく。
- No1とNo3を終わりまで繰り返す。
私は、確実に数字が分かるところしかピースを埋めない。しかし、No1とNo3をいくら繰り返しても、どうしてもピースを見つけることが出来ないことがある。
そういうときは、2択でピースを埋めることが出来る場所を探す。
そして、賭けに出る。2択なので、確率は50%。上手くいって、そのまま最後まで続けられるときもあれば、途中で間違いに気づくことがある。間違えたときは「UNDO」ボタンを押して、賭けに出たときのピースまで戻ればよい。
そんなことを繰り返しながら、少しづつ法則を発見し、徐々に上達している。
最近では、賭けをしなくても完成できるようになった。しかし、その場合、20分くらいかかる。
まだまだ奥深い数独パズル。まだ当分は、このゲームに没頭できそうだ。
また、このゲームを解く過程はとても勉強になる。考え方、法則の見つけ方など、応用すれば、ビジネスや生活にも役立てることが出来る。
金持ち父さん貧乏父さんの著者である、ロバートキヨサキ氏も、お金の勉強にゲームを開発している。ゲームというのは、楽しく勉強が出来る最強のツールだ。本やユーチューブ・ビデオでは学べないこともゲームの中で仮想体験をすることで沢山学ぶことが出来る。
私もガラケー時代にこのゲームをケータイでやっていた。ゲームの中では、何度もファーストトラックに行ったけれど、実際の私の人生はまだラットレースだ。
このままじゃだめだ。
ファーストトラックは、今でいう「FIRE」。早く引退するために。今できることを精いっぱいやろう。