ココナッツウォーターは、自然のジュースそのものです。
オーガニックであり、成分的にも体の調子を整えてくれる、天然の栄養ドリンクです。
当地では、ココナッツウォーターは道端で100円くらいで売っていて、日本の時代劇の茶屋的な「ちょっと一休みする場所」みたいにどこにでもあります。
そんなココナッツウォータですが、飲んだ後の殻って結構大きくて邪魔です。
しかし、そんなココナッツの殻が、様々な形で再利用されており、その品質も他材に比べて高品質です。
今回は、そんなココナッツの殻を肥料や土として利用する方法をご紹介します。
ココナッツの殻から土を作る

ココナッツの殻は、まず、外部がとても硬いです。
インドネシアでは、手慣れた職人が、ナタを使ってバサバサカットしてくれます。
また、その外部の殻の中も丈夫な繊維で覆われておりナタ無しでは、なかなか中身のジュースにたどり着けません。
その繊維は、ロープやマットなどに使われるくらいに大変丈夫です。
一方、その繊維を長期間発酵させ、細かく刻んだものをココピート(Coco peat)やコココア(Coco coir)と呼び、農地の土壌改良や家庭菜園などで利用されています。
ココピートのスゴさ
処分の手軽さ

ココピートは、土のように見えますが、実際はココナッツの殻であり有機質100%。
その為、不要になっても燃えるゴミとして廃棄できる手軽さです。
※実際の処分方法は、自治体の指示に従ってください。
軽さと通気性

ココピートは、繊維で出来ているため通気性が良く、また、土に比べて非常に軽く、観葉植物を吊り下げる際のポットの土として利用されています。
その他、高設栽培のイチゴにも最適ですし、隔離栽培にも利用できます。
高い保水性
ココピートは、高い保水性を持っています。
その為、農地で保水性を増やしたい場合にココピートを土に混ぜて利用されるなど、土壌改良としても有効です。
勿論そのままココピートのみで栽培することも可能です。
弱酸性または中性
ココピートのpHは、pH5.5~7.0であり弱酸性または中性です。
その為、多くの作物の栽培に適しており、pHの調整をすることなくそのまま利用できます。
ココピートに適した作物

ココピートは、養液栽培の培地として利用されることが多いです。
その為、イチゴ、トマト、キュウリなどに最適です。
また、他の肥料などと配合し、野菜や果物の育苗や栽培時の培養土として利用されています。
インドネシアの工場から直送

この度、弊社がインドネシアココピートの代理店となりました。
勿論日本人が対応いたします。
インドネシアの工場から直送で日本にお届けいたします。
OEMも可能です。農協や協会団体、商社、個人の方にも販売いたします。
基本的にはコンテナ輸送となります。
ご興味が御座いましたら、お問合せフォームよりご連絡をお願いいたします。